医療について

医療通訳士の守秘義務の範囲はどこまでか

守秘義務は医療通訳にとって最も基本的で重要な倫理項目となります。
これを守ることで患者の医療従事者が安心して話す環境を整備でき、医療通訳士は信頼するに足りるものだと認められるわけです。
そのため、業務上知りえた情報を決して外部に漏らしてはなりません。
この業務上知りえた情報とは、診察室内だけでなく、診察室外のことも含まれています。
特に待合室などでの患者との会話内容に関しても守秘義務は発生するので、いかなる内容であっても外部に漏らすことは不可です。
しかし、患者から聞いた情報で医師や看護師などと情報を共有しておくべき内容もあります。
外部というのは、あくまでも病院スタッフ以外のことを指しており、チームは患者の健康と福利の促進のために連携していく必要がありますので、チーム内での情報提供は当然です。
医療通訳士もチームの一員として業務を行っていくので、その場合は、病院のチームが準拠する規定に沿って情報を共有することが可能です。